透き通る海、どこまでも続く青い空。
この美しい無人島は今日も――地獄だ。
ことの始まりは半月ほど前。
東京の大学に進学した私は、久しぶりに帰省する為船に揺られていた。
――けれど、突然の嵐に船は大きく揺れ、私は海に投げだされた。
そして目が覚めたのが、この無人島。
同じように海に投げ出された3人の男性と共に、この無人島で救助を待つことになった。
――しかし、1週間が過ぎた頃。
未だ訪れることのない救助と無人島生活によって、男たちの理性は壊れてしまった。
海に囲まれた小さな島。私たち以外に誰もいない無人島…
そして女の私と、男性3人。
腕力で勝てるはずも、逃げ場もない私はこの地獄に身を置くしかなかった…――。
※本作品は原作者の協力により制作しました。